時姫
第3話:後編
「アルクェイドさんこんちには」
「私に用があるって何かあったの」
今度はアルクェイドを屋敷に呼び出していた
吸血鬼の彼女に時間停止装置の効果があるのか実験する為だ
「実は志貴さんのことなんですが」
と言った瞬間時間停止の光を浴びせてしまった
「さて問題は止まっている間意識はあるかどうかですね」
装置をストップモードからスタートモードに変えてアルクェイドに浴びせ
彼女の時間を動かした
「志貴のこと?」
「はい・・・・ところで今何かありました?」
「何って?」
「急に体が動かなくなったとか・・・窮屈になったとか」
「何言っているの?」
「あっ・・・なんでもないです」
(どうやら効果はあるようですね)
「ではご案内します」
アルクェイドを案内した振りをして後ろからストップモードに切り替えて
再び彼女の時間を止めた
「アルクェイドさんって服装からしてどうも吸血鬼っぽくないんですよね
それだったらそれらしい服装を用意しましたよ」
取り出したのは胸のところが大きく開いたハイレグレオタードを
着せて大きく開いた背中にも蝙蝠の羽をつけた
「これで女性の吸血鬼っぽくなりましたね」
そのままアルクェイドを連れて行き、自分はどこかへ出かけていった
=廃墟のビル=
今では使っていない廃墟のビルへ向かった
その屋上には一人の少女が立っていた
「シオンさんごきげんよう」
彼女も志貴と知り合った女性でありエジプトから来た錬金術師
なのである
しかしシオンの様子がおかしい
「あらあら、どうしたのですか
スカートの中が丸見えですよ♪」
この日は風が強い日で廃墟のビルには窓が無く
風が部屋の中まで入ってきているのであった
強い風でシオンの短いスカートでは風でなびくだけで
完全に中が見えているのだがシオンは何の反応も見せない
「効果抜群ですね、時間が止まっている状態じゃ
感情もストップして思考動いていませんからね
それに自分では止まっている事には分かりませんものね」
シオンも何時の間にか時間を止められて琥珀の元へ
連れて行かれてしまった
=遠野邸・琥珀の部屋=
「これで全部ですね」
時間が止まったものたちを集めてまるでハーレムのような風景になって
しまった状態でシオンをつれてきた
「さてと、シオンさん拝見させてもらいますよ」
シオンの服を脱がせてスカートを取って下着姿にして秋葉と
並べてみた
「やっぱりシオンさんもスレンダーですね、胸はダントツですね
シオンさんの胸って意外と大きいですね」
そういって二人の胸をじろじろ見比べて無表情の二人に
抱きついたのだった
「気持ちいですね、とてもいい気分です」
ほぼ暴走状態の琥珀はシオンのブラジャーを外して顔を胸の中に
うずめてむしゃぶりついたのだった
「うふふふ、いいですね・・・・こんなことやっているのに
本人たちは何をされているのか全く気づいていない
とってもいい気分ですよ」
すると今度は翡翠の服を脱がし始め全裸にさせて
今度は琥珀も全裸になった
「さぁ行きましょう翡翠ちゃん、禁断の姉妹愛の世界へ!!」
ついに限界を突破した琥珀が翡翠へ抱きついて暴走してしまった
だがその時、棚の上においていた時間停止装置が床に落ちた際
暴発して琥珀は時間停止の光を浴びてしまった
そのおかげで琥珀も翡翠に抱きついたまま時間が止まってしまった
その後時間が止まったまま時が過ぎて志貴が修学旅行から帰ってきて
時間の止まった琥珀たちを発見
彼のおかげで皆は時間を動かしてもらったが
その後琥珀は秋葉に大目玉を食らってしまい
挙句の果てに自分の作った時間停止装置で2・3日
恥ずかしいポーズで飾られてしまったのだった
その後その装置は封印されてしまったのだった
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