時の笛の音色(前編)


「ふ〜っ、スーパーの特売セールでかなり多めに買ってしまったな」

衛宮士郎は夕飯の買出しの帰りであった

特売で多く買い込んで少し時間がかかってしまったので

少し急いで帰っていった

「ただいま」

しかし、何時もなら誰かが出迎えてくれえるはずなのだが

それが全くなかったが特に気にするものでも無かったが

今日はみんな家にいるはずなので誰か反応くらいはすると思ったが

全く反応が無いのは少し不振に思い士郎は居間の方へ向かってみた

そこには家にいた者たちがまるで人形のように止まっていた

セイバーはたいやきを口に入れようとしている途中で

ライダーも廊下側から居間に来たばかりで止まっていた

凛は笛を銜え桜はそれを見ている形で止まっていた

「なるほど、俺の部屋であの笛を見つけてここで吹いてしまって

吹いた本人も含めて全員笛の音色で止まってしまったのか」

あの笛は笛の音色が聞こえるの周囲時間を止めてしまうのだが

耳栓などをしておけばその効果は無いのだが

凛は耳栓をしないで使用してしまったので止まっているのだった

「遠坂・・・説明書を見ないで使用したな」

使用の説明書があるのだが周囲にはそれが無いので

彼女は笛だけを持ってきたようだ

「なにやっているんだ」

時計をチラッとみると夕飯までまだかなり時間がある

「勝手に人の物を持ち出して

よし、遠坂にはお仕置きが必要だな」

そういうと凛をたたせてスカートを脱がして服も脱がせ

ニーソックスと下着姿と言う姿にされてしまったが

時間が止まった凛は士郎のされるがままとなっている

「それじゃ始めるか」

下着姿の凛の体をなでる様に触れた

時間の止まっている彼女は人形と同じで

表情一つ変えず何の感情も見せない

本人も意識が無いのでどのようなことが起きているか分かっていない

女性の肌の感触にちょっと興奮してブラジャーをめくって

胸の方に触れた

「相変わらず、それ程大きくないな」

そういうと今度は凛に軽くキスをした

(柔らかい)

時間が止まっている凛は表情を全く変えずに

士郎にされるがままだった

「またこっそりこの笛を使ってみようかな」

そして今度はセイバーの方を向いた

「セイバー、そのたいやきは藤ねぇのだぞ

お前にもお仕置きだな」

たいやきを取り上げると冷蔵庫からハバネロを持ってきた

「藤ねぇが実家から持ってきた奴だ

いつかは役に立つと思ってとっておいて良かったよ」

それをセイバーの口の中に入れると無理矢理口を動かして

セイバーにハバネロを噛ませた

「時間が動いたときが楽しみだな」

そういうと今度はさくらとライダーの二人を担いだ

「夕飯にまだ時間があるし、ちょっと時間をつぶそう」

そういって二人を部屋へ連れ込んだ



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