タイムストッパー成長録

コミケ襲来 午前編

20XX年7月1日

・・・・・・俺はバカか?何であんな便利な物を忘れてたんだ!?世の中にはローションというものがあるじゃないか!いや、そういう物の存在は知ってた。けど使ったことないから完全に忘れていた。まあ、これで何とか挿入できるはずだから、後は誰で童貞卒業するかだな。
しかし今はそんなことを考えてる場合ではなかった。なぜなら俺は炎天下の中、コミックマーケット会場に入るための長蛇の例に並んでいるからだ。なぜコミケに来ることになったかというと、話は1週間くらい前に遡る。

「くっそ!なんで昼休みにこんなバカみたいに重い物運ばなきゃならないんだ」
「士郎くん男でしょ、私も持ってあげてるんだから泣き言言わないの」
「委員長が持ってるのはたかだかビーカー2つだけだろ」
昼休みに委員長に呼び出され、次の科学の時間の教材運びを手伝わされているのだ。たいした量じゃないだろうと思ったら段ボールからはみ出す程の実験器具を運ぶハメになってしまった。
「ま、士郎くんがその程度も運べないヘタレならもっと持ってあげるけど?」
くぬっ、この女マジで犯してやろうか。
「でも士郎くん優しいよねなんだかんだ言いながら手伝ってくれるし、後はもうちょっとその鈍感なのが治ればなぁ」
「なんで俺が鈍感なんだ?あーやっとついた、よっと」
なんとか段ボールを教卓の上に置く。
「わかってないから鈍感なのよねこの朴念仁は」
なんか知らんがバカにされてることだけはわかる。
「あ、いたいた士郎、士郎」
「む」
「ん?ノノなんか用か?」
「来週の日曜日一緒にコミケいかない?」
「コミケ?どうせまた大量に同人誌買い込んで荷物持ちさせる気だろ」
ノノは毎年夏と冬の大型コミケに参加する。そしてその荷物持ちが俺と言うわけだ。
「ちょっと違うのだよお兄ちゃん、今回はコスプレメインでいこうと思って」
「コスプレか・・・」
そうだ、今考えればコミケなんて絶好の時間停止シチュエーションじゃないか。コスプレした女の子逹が選り取りみどり・・・・・・やば、興奮してきた。
「一緒に行こうよぉ!私が衣装用意するからぁ!オプーナを買う権利あげるからぁ!」
「いらねーよ!じゃなくて、そもそも衣装なんて持ってるのか?」
「それは大丈夫。うちの学校の先輩が大学でコスプレサークルやってるんだけど、みんな卒業でメンバーいなくなるからサークル解散するんだって。それでサークル内で使ってた衣装捨てるのも勿体無いし、売って変な人に着られるよりいいだろってことで私にくれたの、士郎に似合いそうなのももう選んであるんだ」
「ま、そういうことならいいかな面白そうだし」
あくまで面白そうなのはコスプレした女の子に悪戯することだけど。
「きた!メイン士郎きた!これで勝つる!」
「いや、意味がわからん」
「ねえ、士郎くん?」
「どしたの委員長、顔怖いよ」
あ、委員長がいるのすっかり忘れていた。って委員長なんか怒ってるのか?
「私も一緒に行っていい?」
「え・・・・・・委員長ってコスプレ興味あったんだ、どうするノノ?」
「そこで私に振る!?うぅー、士郎が決めて」
「じゃあいいよ別に」
「ちょ、空気読め」
「んじゃあノノ、委員長の分の衣装も」
クイックイッ
誰かに袖を引っ張られた、と言ってもこのクラスで俺の袖を引っ張る奴なんて1人しかいないんだけどな。
「小野、どうしたんだ?」
「・・・・・・・・・」
最近小野は喋らなくて伝わると思っているらしく、こうやってただジッと目向けてくることがある。
「まさか、一緒に行きたいのか?」
コクコク
「いいけど・・・・・・いつの間にうちのクラスはこんなにオタク率が上がったんだ」

 そして現在に至るというわけだ。しかし早く開場してくれないと我慢できなくなりそうだ。今日は大勢の子に悪戯するためにバイアグラと精力増強剤を飲んできたからだ。さっきから肉棒が痛いくらいに勃起して収まらない。うぅ、隣に並んでいるノノの腋とか、委員長のハイソックスとスカートの絶対領域とか、小野のうなじとか普段ならたいしたことない部分までエロく見えてしまう。。ちなみにバイアグラと精力増強剤はローションを見つけたアダルトショップで買ったものだ。おっ、やっと入れるみたいだ。
「はい!じゃこれ士郎の衣装と小道具ね、着替え終わったら入り口集合で」
相変わらずこういう時だけは行動力のある奴だ。さて、俺はなんのキャラの衣装かなっと・・・・・・。

 「士郎似合ってる!」
「士郎くんて案外服で化けるもんね・・・意外だわ」
「・・・・・・かっこいい」
「ノノ、俺は時々おまえがエスパーなんじゃないかと思うよ」
そう、ノノが俺に当てがった衣装はジョジョの奇妙な冒険のDIOというキャラクターのものだった。そのカリスマと数々の名言でトップクラスの人気を誇るキャラクターだ。俺との共通点は時間停止能力が使えること。まあ、DIOはたった9秒しか止められないけど。
「んで、委員長のは何のキャラクター?」
委員長はいつものポニーテールではなく髪をストレートにしてネコミミを付けている。衣装は赤と白を基調とした可愛らしものだ。変な形のステッキを持っている所を見ると魔法少女ものらしい。
「そうよ!ノノさんなんなのこの衣装!?」
「何ってカレイドルビーだよ」
「カレイド?」
「ルビィ?」
「意思を持った杖カレイドステッキによって強制的に魔法少女にされた女子高校生のお話だよ。女子高校生が魔法少女に変身するというギリギリアウトなシュールさで人気なの。持ち前の格闘術とマシンガンのように呪いを撃ち出して戦うんだぁ」
「なんで私がそんな痛キャラなのよ!」
「魔法少女が呪いと格闘か・・・確かにシュールだ、んで小野はなんなんだ?うちの制服だよなそれ」
小野は学校指定の制服に黒のマントと黒のトンガリ帽子というなんとも形容し難い衣装。ステッキらしき物を持ってはいるが、ストローの柄と星形に切り抜いた金紙で作った手抜きの権化の様な代物だ。
「・・・・・・魔法使い」
無言で手抜きステッキを振っている姿を見てると力が抜けてくる。
「まあ、静音ちゃんのはそういうキャラだからね、私のはどう?」
ノノはいつもの長い髪を紫のショートカットウィッグの中に押し込み、真っ赤なボンテージとコウモリのシルエット入りタイツという衣装だった。腰と頭にコウモリの羽オプション付き。少し古い格闘ゲームだけど根強い人気で今でもコスプレする人を見掛けるキャラクターだ。
「うん、似合ってる」
特に胸のあたりが。
「ふふん、そうでしょうそうでしょう。それより決め台詞とポーズやって!」
「えー?1回だけだぞ、オホン・・・・・・貴様見ているな!?」
ジョジョ立ちをして叫ぶ。コスプレゾーンにいてもけっこう恥ずかしい。
「きゃー!ちょっとレイ来てみないさいよ!DIOやってる人いるよDIO!」
「はしゃぎすぎよアスカ、写真撮らせてもらっていいかしら?」
「え?俺!?」
俺に声をかけてきた来たのは新世紀エヴァンゲリオンのコスプレをした2人組だった。ハイテンションな方が惣流・アスカ・ラングレー。落ち着いてる方が綾波レイだ。2人ともプラグスーツを来てカツラやカラーコンタクト完備というかなりのハイクオリティだ。
コミケでは男のコスプレイヤーが少ないからクオリティが高かったり、人気のキャラのコスプレをしていると女の子に声をかけられることも珍しくない。
「ポーズ!ポーズと台詞お願いします!」
「そうね、ジョジョ立ちで」
ちょうどいい、この子達可愛いしとりあえず一発抜かせてもらおう。
「それじゃあ・・・WRYYYYYYYY!」
パシャ!パシャ!
「もう1枚もう1枚!」
「ザ・ワールド!時よ止まれ!」
(時よ止まれ)

ほんとに時間止めてやった。まずは2人の胸を揉んでみる。アスカちゃんもレイちゃんもプラグスーツ越しに確かな揉み応えがあり、手にスッポリ収まる美乳だ。
レイちゃんの胸を揉みながらアスカちゃんの胸にしゃぶりついた。ゴム製らしいプラグスーツに唾液が染み込み、乳首がツンと浮き出てくる。時間が止まっている間は生理反応が起きないから乳首は勃たない。でも衣装が唾液を吸って肌に張り付いているのだ。うわ、なんかこう乳首が浮き出てるだけでエロさが段違いだな。
「じゃあ次は下を、ん?」
よく見るとこの衣装上下で別れてる!スーツじゃないじゃん!まあコスプレ衣装なんてこんなもんか。
脱がせるには好都合だけどせっかくのコスプレを脱がせてしまったら意味がない。いっそアソコの部分だけ切ってしまうか?いや、さすがにそれは可哀想だ・・・・・・。
結局太ももまで脱がして妥協した。ちなみに下着はハサミで切ってもらっておいた。2人とも陰毛は切り揃えられていてアソコも綺麗なピンク色だ。
「スマタやフェラもいいけど2人いるんだし」
レイちゃんを仰向けで床に寝かせ、アスカちゃんをうつ伏せの状態でレイちゃんの上に寝かせる。アソコとアソコを上下で重ねた貝合わせの状態だ。
「じゃあこれを試してみようか」
俺はローションを肉棒と2人のアソコに塗り込み、ローションで濡れた2人のアソコの間に挿入した。唾液とは比べ物にならない程滑りがある。
グチュ!グチュ!グチュ!
アスカちゃんのお尻に手で体重をかけ腰をゆっくりと動かし始める。腰を動かす度に上下からアスカちゃんとレイちゃんの秘所の柔らかさが伝わってくる。レイちゃんは元からクリトリスが大きいらしく、腰を引くときに亀頭の裏筋に擦れて背筋が震えそうな程気持ちいい。
最近この何をされても反応しないという状況が余計に興奮するようになってきた。しかも今回はまるで実際のアニメキャラを犯しているみたいで一層興奮してくる。
「じゃあ、2人の身体の間に中出しだ」
グチュチュグチュ!グチュチュ!
限界が近づき一気にピストンの速度を上げる。くっ、まだ我慢だ!ギリギリまで耐えて出した方が大量に出るし気持ちいい!
「うあぁ!」
だがそんな我慢も簡単に打ち砕かれてしまった。我慢しようと踏ん張ったことでアスカちゃんに全体重をかけてしまい、間に挟まれた肉棒を余計に圧迫してしまったのだ。
「射精る!中に!あぐっ!!」
我慢の限界に達し一際強く腰を突き入れた。
ドビュグ!ビュル!ドピュゥゥウ!
肉棒から出た白濁とした精液が音を立てて2人の間に注がれていく。
ドクッ!ドクドクッッ!ドクン!
「ううっ、うっ、ああっ!まだ射精る!止まらっ、うぅあ!」
精力増強剤とバイアグラを併用して過剰摂取していたため凄まじい量の精液が肉棒から発射される。
「はぁ、はぁ、っふぅ・・・こんなに出るとは思わなかった」
長い射精を終えて2人から肉棒を引き抜く。しかしあれだけ出したというのにまだギンギンに硬いままだった。薬が効いているからだろう。
ピピピピピピ!
アラームが鳴り停止時間が1分を切ったことを知らせてくる。レイちゃんとアスカちゃんを元の位置に戻すが2人にかかった精液は拭かないでおいた。大量に出したから2人とも下腹部から胸にかけて精液がかかっている。レイちゃんは白のプラグスーツだからいいものの、アスカちゃんの赤のプラグスーツはかなり精液が目立っている。
とりあえずエロいから写真を一枚撮っておこう。
(時は動きだす)
 パシャ!パシャ!
「ありがとうございました!あ、これ名刺です今度一緒にコスプレしましょ」
「私のも、よかったら連絡して」
「ねぇレイ、トイレいこ。なんか下半身汗かいてきたみたい」
「あ、私も、それよりアスカ衣装汚れてる」
「うわ!なにこれ気色悪!?」
そういえばローションも拭いてなかったな。2人とも体の具合よかったし今度連絡してみるか。貰った名刺を眺めてつい顔がニヤけてしまう。
ピッ!
横からノノの手が伸びてきて名刺を掠め取っていった。
ビリビリビリ!
「あ!なんで破くんだよ!?」
「鼻の下伸びてるよ」
「サイテー」
「・・・・・・スケベ」
くぬ・・・何だよ俺何か悪いことしたか?
まあいい、相手はこんなにいるんだし。俺は会場を見渡して次の女の子を探し始
めるのだった。

今回の停止時間10分21秒





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