タイムストッパー成長録

お姉さん悪戯編

うーん・・・・・・停止時間の伸び率が安定しない。1日で2秒伸びる日もあれば1秒も伸びない日もある。どういう法則で停止時間が伸びるんだろ・・・・・・まあ俺なんかが考えてもわかるわけないか。時間が止まること自体不可解なことなんだし。
そういえば時間が止まると空気や光の動きまで止まるとか聞いたことがあるけど、実際そうでもなかったな。元々、光や空気の動きなんて自然の法則に人間が後からこじつけしただけだ。時間が止まったからってそういうのまで止まるとは限らないよな。

キーンコーンカーンコーン
あ、授業が終わった。訳わからない数学の授業聞いてるより、自分の能力とか悪戯のこと考えてた方が有意義だよな、うん。1人で納得して帰り支度を始める。
クイッ
席を立とうとした瞬間誰かに制服の袖を引っ張られた。
「士郎・・・くん」
「あ、小野。また部活のことか?」
小野はコクリと首を縦に振った。
彼女は小野静音(このしずね)。ショートカットの髪に眼鏡をかけた文学少女という表現がピッタリな女の子だ。顔は可愛いんだけど、必要最低限の事しか喋らない上に暇さえあれば本読んでるから友達いないんだよな。いや、いるのかもしれないけど少なくともこの1ヶ月俺以外と小野が話してるのは見たことがない。
ちなみに俺は可愛い子だとスケベ心を出して話しかけたら懐かれてしまったのだ。以来俺を彼女1人だけが所属している廃部寸前の文芸部に勧誘してくる。
「入って」
「まあ・・・嫌じゃないんだけど俺文才ないし」
「いい」
「考えとくから待ってくれよ」
「前も同じこと言った」
「うっ・・・」
小野を悲しませたくないから曖昧に返事してきたけど、今日は返事するまで帰してくれそうにないな。袖を引っ張る力が微妙に強いし。俺なんかをしつこく誘うあたり文芸部の存続はかなり危ういらしい。
・・・こうなったら。
「小野、目瞑って」
小野が、なぜ?という表情を向けてくる。
「いいから」
(時よ止まれ)
 小野が目を瞑って瞬間時間を止める。袖を掴んでいる手を離してから小野の顔をじっと見る。
「やっぱ可愛いんだよなぁ、いやいかんいかん」
とりあえず今は状況が状況だけに悪戯はせずキスだけにしておく。小野のファーストキス俺がもらうからな。唇を押し付けて舌を侵入させる。歯茎、歯の裏、舌の裏側まで舐め回す。たっぷり30秒程キスをしてから教室の入り口で待機。時は動き出す。
「・・・・・・?」
小野の手が空を掴む。
「んじゃ考えとくから、またな」
我ながら機転の効いた脱出だったな。さて、帰り道に可愛い子見つけて下着の1つでも頂くかな。

・・・くそ、今日は可愛い子がいなかった。いつもなら電車とか帰り道で良さそうな子がいるんだが。結局いい子が見つからないまま俺が住んでるマンションの前まで来てしまった。
「強盗だー!」
「うぇ!?」
サングラスをした男がマンションのすぐ向かいのコンビニから駆け出してきた。今時いるんだな、しかも白昼堂々。俺は鞄からエアガンを取り出して男がいるのとは真逆の方向に撃った。
(時よ止まれ)
空中で停止しているBB弾を摘まんで強盗の額の前に設置する。20歳以上用のマグナムだから相当痛いだろうな。男が握りしめている金にも目がいったがやめた。これは店の金だ、もっと悪どい
ことしてる奴からいくらでも取れる。
「いてぇ!?」
マンションのエレベーターホールに入ろうとした瞬間時が動き出した。どうやら強盗がBB弾に当たって派手にすっ転んだらしい。

 「あら、士郎お帰りなさい」
エレベーターホールに見知った人がいた。
「久しぶり・・・です森元さん」
森元さんは笑顔のまま背後に回り込み、両手の握りこぶしで俺の頭を挟んだ。
グリグリグリ!
「痛だだだだだ!」
「何が森元さんかしら、高校生になって大人ぶって生意気ね」
「わかった!森姉やめて!死ぬマジで!」
「ふふ、わかればいいわ」
「うぅ、ハゲる」
この人は森元=アスラン=梨々香さん。長い髪と艶やかな美貌、そして服の上からでもわかる巨乳をもった俺の姉のような人だ。母親がスコットランド人で日本人とのハーフだ。御歳27歳。
小さい頃から色々面倒を見てもらってきたんだが、高校生にもなって森姉なんて呼ぶのは気恥ずかしい。
「今から暇かしら?」
「暇だけど」
「そうね、士郎なら家に帰っても1人でする位しかやることないでしょうし。家でお茶にしましょ、お菓子売り場の人から沢山お菓子もらったの賞味期限切れだけどね」
何を1人でするのかはあえて突っ込まない。これが困るんだよ森姉は。思春期の少年相手に下ネタを連発するから、その外見も相まって何度襲ってしまいそうになったことか。
ちなみに森姉は百貨店の受付嬢兼迷子センターの仕事をしている。森姉の呼び出しアナウンスはエロいと評判だ。

森姉の部屋に来るのも久しぶりだな。同じ階のお隣さんなのに。
「さ、座って。飲み物はコーヒー?紅茶?」
「紅茶で」
さて、ここまで来たからには森姉に悪戯をしたいところだど、停止時間は42秒で悪戯が出来るのは余裕をもって35秒前後だ。まずは妥当にコレクションを増やすとするか。
(時よ止まれ)
ポットにお湯を入れようとしている森姉に後ろから抱き着きその巨大な胸を揉みしだく。や、柔らかい。今まで街中で幾度となく女の子の胸を揉んできたけど、そんなのとは比べ物にならない揉み心地だ。やはりハーフだと日本人と柔らかさも違うのか。
「服の上からこの揉み心地かよ、反則だろ」
いつまでも揉んでいるわけにもいかない。Tシャツの中に手を入れブラジャーのホックを外して抜き取る。うぁ、やっぱり森姉は黒か。パンティは・・・・・・無理か。Gパンだから脱がすには時間が足りない。とりあえず、ブラジャーだけ鞄の奥に押し込んで元の位置に座り停止を解除した。
「・・・・・・士郎ってノーブラには興奮するタイプかしら?」
ギクッ!
バレた!?いや・・・そんなわけない。見えているならもっと驚くはずだ。
「な、何をいきなり!」
「ふふ、ブラするの忘れたみたいね、ほら」
森姉は紅茶とお菓子をテーブルに起きながら、シャツを押し上げている2つの突起を俺に見せ付けてくる。ぐっ!そういう切り返しか、さすがは森姉。いつも下ネタを連発しているだけのことはある。ブラジャーがなくなったことに困惑するどころかこの状況を利用して俺をからかうとは。
「そういうことして俺が襲うかもとか考えないのかよ」
「士郎にそんな度胸があるならもっと昔に襲ってるわ」
カチンときたコレ!
(時よ止まれ)
なら襲ってやろうじゃないか。まあ、ここで時間を止めずに襲えない辺り俺は度胸がないんだろう。テーブルを乗り越えて森姉を床に押し倒す。シャツを首までたくし上げて胸を露出させる。
「うんうん、いい形だ」
俺はズボンからチンコを取り出して森姉の胸に挟んだ。仰向けだというのに形の崩れないロケット型でなんなく挟むことができる。
ん・・・・・・形が崩れないのは時が止まってるからか?うーむ・・・比べようがないし考えてもしかたないか。しかしこの大きさと、ツンと尖ったピンクの突起が合わさって凄まじいいやらしさだ。森姉の手で胸を真ん中に寄せる形で固定する。
「くぅ・・・これは」
チンコの両側からむにゅんと吸い付く様な感覚が伝わり、これ以上ないというくらいまでチンコが膨張する。腰を動かしたくなる衝動を必死に堪え、デジカメで森姉のチンコを挟んだ胸から顔にかけて写真を撮っていく。くそ、たった30秒ちょっとじゃパイズリしても中途半端になるだけだ。
ピピピピピピ!
俺は写真を撮るだけに止めて森姉を元に戻す。時が動き出した。
「どうせ俺は度胸ないよ、森姉みたいに万年脳内ピンク色じゃないし」
「ふふ、男の子なんだから万年脳内ピンク色ぐらいでちょうどいいのよ」
本当はもう押し倒したんだよと内心ニヤリとしてしまう。というか自分が万年脳内ピンク色なのは否定しないのか。
「そうだわ、アレもあるの忘れてたわ」
そういうと森姉は冷蔵庫から大量のプラスチックカップを取り出してきた。プリンにフルーツゼリーにコーヒーゼリーといろいろある。
「これ大丈夫なのかよ、賞味期限切れてるんだろ?」
「大丈夫よ、消費期限は過ぎてないもの」
「賞味期限と消費期限の違いって何?」
「賞味期限は美味しく食べられる時期のことで、消費期限は食べられるかどうかの時期よ確か、どれでも好きなの食べていいわよ」
「ふーん、あれ?森姉はコーヒーゼリーにミルクかけないの?」
「そうよ、その方が美味しいもの」
ピカン!
閃いた・・・・・・ふっふっふ、ミルク入りの方が美味しいってことを教えてやる。
(時よ止まれ)
森姉が口を開けた瞬間に時を止め残りのコーヒーゼリーを口内にほおりこんだ。再びチンコを取り出しなんの躊躇いもなく森姉の口に挿入する。
亀頭がコーヒーゼリーに触れ口腔内の奥まで押し込んでいく。しかし時が止まっていて喉が動かないため飲み込めず、ゼリーを突き破ってチンコが奥まで侵入する形になる。ヒンヤリとしたゼリーの感触と温かい森姉の口内の感触両方が伝わってくる。
「くう、あぁ・・・」
両手で森姉の頭を掴みピストンを始める。
グチャ!グチャ!ジュグ!グヂャ!
時間が限られていることもありいきなり激しく腰を突き挿入れる。口内でぐちゃぐちゃになったゼリーの真新しい快感にすぐ限界が近づいてくる。
「森姉出すよ!森姉の口に!ミルク出すから!」
ドピュッ!ドビュッ!ビュク!ビュル!ドピュウゥ!
「うぅ・・・・・・気持ちいい」
ピピピピピピピ!
うお!ヤバい、余韻に浸ってる場合じゃない。半勃ちになったチンコをしまい元の位置に戻る。あ、唾液とゼリーが混ざったのが口の端からこぼれてる。けっこう激しくやっちゃったしな。
「・・・んぶ、うっ!?」
一瞬だけ困惑気味になった森姉だったが、次の瞬間苦悶の表情で口を押さえてトイレに駆け込んでしまった。精液とコーヒーゼリーってそんなに相性悪いのかな・・・・・・ま、俺は絶対喰いたくないけど。
「うぅ・・・信じられないくらい不味かったわ」
「やっぱ賞味期限切れてる時点でヤバイんじゃない?」
内心ニヤニヤしながら尋ねる。
「そうかもしれないわね、って士郎普通に食べてるし」
「ああ、うまいよこれ」
俺はプリンを口に運びながら森姉の下の口にも挿入れたいなぁ、などと考えるのだった。

今回の停止時間3分23秒




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