タイムストッパー成長録

委員長悪戯編

 時を止める能力を手に入れてから1ヵ月。最初の日はあまりのうれしさに暴走してしまったけど、この1ヵ月間能力の実験を行なっていた。まあ、ちょっと……ほんのちょいだけ女の子に悪戯もしたけどさ。
そこでわかったことが4つ。
1、能力使用後には10秒待たないと再度使えない。
2、時を止めている間に、俺が触った機械は動かすことができる。
とはいっても動かせるものは自分の手である程度包み込める物に限られる。ストップウォッチやデジカメなんかは動くけどパソコンや車は動かなかった。どうやら能力の伝わる範囲や強さの問題みたいだ。
3、物体は触れば動かすことができ離すとその場で停止する。
人間や物も持ち上げることができれば空中で固定できる。体重は変わらないから重いんだけどな。
4、俺の能力は成長している!

 最初は女の子に悪戯している最中、止まっている時間が長いように感じた。ストップウォッチで計ってみると12秒。そして能力入手からちょうど一ヵ月、俺は時間を30秒止められるようになっていた。能力の実験に忙しかったけど悪戯解禁!今日は学校で思いっきり女の子に悪戯してやる。
 学校にやってくると今日も今日とて騒がしい我が教室。
「あ、おはよ」
「おはよ、委員長」
「委員長言うな」
この子はうちのクラスの学級委員長である桐野雫。別段委員長キャラってわけじゃないんだけど、しっかりしてるから今年の春に推薦されて渋々ながらその役職についた。それだけならまあ……どこにでもある話なんだが、とある人物のせいで委員長属性が付加され周囲からネタで「委員長」と呼ばれている。< /FONT> 容姿は上の下、長いポニーテールが愛らしいけどたまに毒舌なんだよな。
「士郎くん放課後ヒマでしょ?ちょっと委員会手伝ってよ」
「うぇ!?なんで俺なんだよ他にも暇そうなのいるだろ?」
「みんなは部活があるの、士郎くんは数少ない帰宅部なんだから」
なんで名前で呼ばれているかというと、委員長と親しい訳ではなく俺の苗字が呼びにくく名前が呼びやすいいからだ。クラスの大半が俺のことを名前で呼んでる。ただ、委員長は俺が部活に所属してないのをいいことに面倒事を手伝わせようとしてくる。丸投げしないで必ず一緒にやってくれるあたりまだマシなんだが…… …どうせ都合のいい小間使いくらいにしか思ってないんだろう。
そんなことよりせっかく今日は放課後もいろいろ女の子に悪戯しようとしてたのに委員会の手伝いなんて冗談じゃない。
ピカン!
そうだ、いいこと考えた。俺は少しだけニヤリとして目の前の委員長を品定めする……どうせ委員長にだって悪戯するつもりだったんだ。
「わかった。手伝うよ」
「うんうん、士郎くんはそうやって素直であればいいの。私の言うことを聞いていれば幸せよ」
「なんだよそれ」
放課後に委員長がまだ委員会に出席するつもりなら手伝ってやるよ。たぶん無理だろうけどさ。委員長の下着の中身を想像して下半身が硬くなる。それで、そのとある人物なんだが……。
「ちょwwwおまwwww」
………朝っぱらからニ○ニ○動画見てる。モバイル版で。
 この子は同じクラスの植田乃々恵。周りからはノノと呼ばれてる重度のオタク女子高生だ。顔は学校でも一番なんじゃないかってくらい可愛いんだけど、オタクすぎるせいか周りからは1歩距離をとられてる奴だ。低い身長と長く伸びた髪、加えて童顔だからそっち方面の男子から人気があるみたいだけど。
「ん?何〜?」
「動画観賞してるオタク観賞」
「萌える?ねえ萌える?」
「オタク成分とロリ成分が無くなれば萌えるかな、もっともその2つがなくなったらノノは髪の毛一本残らないけど」
「ひど………はっ!これがほんとの空気嫁」
「誰かうまいこと言えと」
なぜこんな風に親しく話しているかと言うと、ノノは俺の幼馴染だからだ。小学校1年生からの腐れ縁でまだオタクじゃなかったこいつのことを知ってる数少ない人間の1人だ。あの頃はいつも俺の後ばっかり付いてきて素直な奴だったんだけど。今では俺を無理矢理コミケに連れて行くような奴に成長してしまった。
「アーッ!歪みねえな」
動画を見続けてるノノと取り留めのない話をしてその後のホームルームも終わった。さて肝心の悪戯なんだけど。今まで悪戯をしなかったのには訳がある。能力の実験ってのもあったけど注文してたアイテムが昨日やっと届いたからだ。
タイムストッパー用カスタム腕時計
この時計は時間を停止するにあたって役立ちそうなツールや機能を組み込んで作ってもらったオーダーメイドの特注品だ。費用はかかったけどなかなかの出来栄えだ。停止時間が20秒越えたあたりからスリまがいのことをやってたから金には困らなかったけど。そうは言ってもやはり他人から金を盗るというのは心が痛む。だから多く持ってる奴から必要最低限の額しか取ってない。そういう心の痛みも性欲には勝てないんだけどさ。
などと考えていると1時間目が始まった。狙うのは委員長が立った瞬間だ。
「起立」
(今だ!時よ止まれ)
 クラスの全員が立ったところで時を止め、同時に腕時計のスイッチを押した。俺はすぐに委員長の隣までいって、制服の上着とシャツを首までたくし上げた。
「ああ、委員長はやっぱり白のブラだ。予想通り」
毒舌だけどどことなく清楚な感じのある委員長は白だと思った。ポケットからデジカメを取り出して、シャッターボタンを押しまくる。
「またコレクションが増えた」
委員長の胸は制服越しに見ていたよりも大きくパイズリできるサイズかもしれない。くそ、もっと停止時間が長ければこの胸に俺のチンコを挟みこんでやるのに!ブラ越しに胸を揉みしだき柔らかさを確認する。やベー、柔らかい。なんかこう見ず知らずの相手にするのとは違った興奮があるな。片手で胸を揉みながらブラのホックを外した。
ピピピピピ!
腕時計からアラーム音が響く。この時計はセットした時間の5秒前からきっかり5秒間アラームがなる設定にしてある。
「・・・時間切れか」
ブラを抜き取って制服を元に戻し、自分の席に着いた。時が動きだした瞬間 委員長はいきなりビクッとなり辺りを見回す。いきなりブラが無くなればそうなるだろうな……委員長のブラは俺のポケットの中だよ、コレクションに加えさせてもらうね。夏場ならスケ乳首が見えたかもしれない、夏にまたやってみるか。
「桐野、どうかしたか?」
委員長が困惑しているのを不思議に思った教師から声がかかる。いいぞナイス時間稼ぎ!
「い、いえ・・・礼」
さすが委員長、毅然としてるな。これだけだとまだ放課後に委員会に行くとか言い出しかねない。念には念を入れて……ていうかこれだけでやめられないだろ。
「ちゃくせ・・・」
(時よ止まれ)
 ディレイ10秒、ギリギリだった。再び時が止まる。
「だめじゃないか委員長、座っちゃ・・・委員長のパンティが脱がしにくいだろ」
机を少しずらして、委員長のスカートをめくり上げた。純白のパンティが丸見えになる。委員長の大切な部分を守る陰毛がうっすらとだが透けて見える。だがそれより性欲を高ぶらせるのは程よくムッチリとした太股、その太股とパンティとが生み出す黄金の三角地帯。思わず委員長に抱きついて三角地帯に挿入し太股でチンコを扱きたくなる。
「もっと長く止められればなぁ、素股はもちろんこの中にチンコ入れていろいろと・・・」
ま、それは今後のお楽しみってことで。委員長のパンティを下ろして足から引き抜く。うん、こんなもんだな。またデジカメを取り出して、シャッターボタンを押しまくる。
「今日はこのくらいにしとこうか、委員長」
俺は委員長のスカートを元に戻し、自分の席に着いた。
ピピピピピ!
そして時は動きだす。
「き・・・えっ!?」
委員長の奇声にクラスの視線が集中する。
「あ……う…ちょ、こっちみんな!着席着席!」
その後の授業は終始委員長の狼狽ぶりを見ながら終了していった。もちろん休み時間にトイレに駆け込んで委員長のパンティとブラをオカズにオナニーした。
ただ………チンコに被せたまま射精したのは失敗だったな。明日あたりまた委員長の下着をもらうとするか。
そして放課後
「委員長、委員会は?」
「……………サボりよサボり!悪い?」
「べっつに〜、ただなんでサボるのかと思ってさ」
心中ニヤニヤが止まらないが、さも関心がないかのように質問する。
「……くっ、ぬ、士郎くんのくせに……私だってサボりたい日くらいあるわよ!じゃあね!」
怒って帰ってしまった。それじゃ、また明日ね委員長。

今回の合計停止時間 1分



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