月と太陽

県立聖蘭女学院

男子厳禁のお嬢様学校として有名で

文武両道・才色兼備の生徒ばかりである

この学校に通っている姫子は太陽のように明るく

元気でとても優しい女の子であった

そんな学園の生徒会長である千歌音は月のようにおしとやかで

学園全生徒の憧れの的であり「宮様」としたわれていた

そんな姫子と千歌音は恋人同士であった

お互い同姓ということは分かっていたがそれでも好きになったのだった

しかしその事は周りの人たちには秘密にしているのであった

そんなある日

「姫子・・・今頃どうしているかしら」

別の教室では

「千歌音ちゃん・・・会えないと寂しいな」

二人は別のクラスなので少しでも離れてしまうと

とても寂しく感じてしまうのだった

「あっ、そうだ」

何を思ったのか教室を出て行った

千歌音は廊下の窓際で黄昏ていた

「千歌音ちゃん」

そこへ大好きな人の声を聞いて笑顔になって振り返った

「ひめ・・・・・」

振り返った途端、千歌音の動かなくなってしまった

千歌音だけではなく周りの生徒や教師

さらには飛び立とうとした鳩も空中で止まっている

ただ一人姫子を除いて

「千歌音ちゃん、驚いた?

今まで黙っていたけど私時間を止める能力があるんだよ

でも時間が止まっているから千歌音ちゃんには分からないよね」

千歌音は人形のように止まって

笑顔のまま全く動かなかった

「時間も止まっているから、ちょっと授業をサボっちゃおうか」

姫子は千歌音を体育館倉庫に入っていった

「千歌音ちゃん、ちょっと恥ずかしいけど大丈夫だよ」

そういうと千歌音の服を脱がせ始め裸にしてしまった

「やっぱり胸が大きいな千歌音ちゃん」

千歌音の大きな胸をつかんでもみ始めた

「軟らかいな・・・千歌音ちゃんの胸」

そのまま姫子は千歌音をマットに押し倒し

口付けを交わした

「千歌音ちゃんの唇・・・・とても甘い」

時間が止まった世界で時間で言うと3日間

姫子は止まった千歌音と一緒にすごしたのだった




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