異星人大学生の課題
僕はどこにでもいる大学生だ
と言っても普通じゃない、何故なら僕は地球生まれの人間ではない
この星の人たちは宇宙人や異星人というが僕の外見は地球人と変わらない
地球はやりにくい事もあるが頑張ればこの星での生活は何とかやっていけている
しかし、地球人から見れば僕はどうやら天才と言う分類になるようだ
どんなに難しい計算でも早くて3・4時間、どんなに遅くても2日で終わらせてしまうだけではなく
運動神経も地球では軽くジャンプしただけで10階建てのビルも飛び越えてしまいビルでさえ
紙屑同然に破壊できる
恐らく僕の体がこの星の環境の違いで強くなったように見えるのだろう
その為目立たないよう地球で生活することに気をつけていかねばならない
そんな僕が地球に来た目的は僕の星の大学で自由課題のレポートを製作することになり
地球の調査をレポートすることにした
だが堂々と地球のことを調査していたらかえって怪しまれるがその心配はない
僕の星は「クロック星」と言って時間を止めることが出来る種族なのだ
だから他の星へ調査しにいくときはこうやって時間を止めて堂々と調査をするのだ
僕のレポートは地球の文化や科学、それと生物と言ったことを課題にしている
最初のうちは地球での生活は戸惑ったが、2・3日すればようやく慣れてきた
今回は地球人の生体を調べることにした
地球の動物もなかなか面白くかなり熱中したから地球人もどのようなものか調査しようと思った
場所は地球人の学校に決めた
同じ学生として地球人はどのようなことを学んでいるのか興味を持ったからだ
早速時間を止めてとある学校の中へ入った
この星の学生もよく学び、よく運動し、青春を楽しんでいるようだ
しかしよく分からないのが地球人にしては体が細く背の小柄な人種が多く僕と似たような人種は少なかった
次に僕が向かったのは更衣室だった
地球人の肉体構造は僕たちの種族と似ているようだがどこが違うのかを知るため更衣室へ入った
その部屋の中を見て僕は驚いた
部屋の中にいた人たちは着替え中だったが驚いたのはその人たちは胸が風船のように膨れている人もいればそうでない人もいて
様々だったがどれも僕たちの種族にはいなくてビックリした
時間が止まっているためにその人たちは微動もせず瞬きひとつもしなかった
膨らんだ胸に触ってみるととても柔らかくお尻の触ってみたらぴっちりしていた
後から分かったことだが地球人には男と女と言う種族がいて僕が調査していた学校は女性だけの学校の女子高と言うことらしい
詳しく調べるために長い黒髪の人と髪の短めの人を自分の家につれて帰った
自分の家で時間の止まった女子高生を調べてみたがあまり有効なデータは取れなかった
僕の星では女性と言う種族はなく、地球人の女性はまったく未知の生物だった
しかも地球人の女性はどうやら下着は派手なものを好むのかフリルがついているようだ
その人はとりあえずもう暫く調べてから元の場所へ返そうと思った
地球人の女性は非常に興味が出てきて女性と言うものを調べてみようと思った
地球での生活も少し楽しくなったような気がした
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