橘幸太郎の暇つぶし

夏休み編2

=橘幸太郎の別荘=

「こんにちは幸太郎」

「メルト、久しぶりだね」

夏休みで別荘でのんびりしている幸太郎は

久しぶりにメルトを呼んで虫取りや花火にキャンプファイアなど

で盛り上がりとても楽しんでいた。

「幸太郎、最近どうだ私のリモコンや腕輪は」

「とてもよい暇つぶしにはなっているよ」

「それは何よりだ」

「それと時間を止めた人の何人かを元の世界に戻したんだ」

「帰したのか?」

「まぇね、明日にはまた連れて来るけど」

幸太郎はそう言った

=地球連邦軍極東支部基地=

ゼオラ・シュバイツァーの部屋

「今日の戦闘シミュレーション・・・ちょっと調子が悪かったわね」

この基地でPTのパイロットをしているゼオラは自分の

戦闘シミュレーションのデータをみて考え事をしていた

それと机の上の封筒を手に取り中の紙を取り出した

「一体何なのかしらこれ」

紙には『参加しますか? YES&NO』と書かれており

YESのほうに丸がしてあった

しかし、差出人がまったく不明で部屋に戻ってきたら何時の間にか

机の上に置いてあったのだ

「訳が分からないわね・・・気味が悪いわ」

そう考えているとクローゼットの中から人影が出てきて

ゼオラに近づいてきた。

しかし、彼女はその人影に全く反応せず封筒の紙を見ていた

人影は後ろに回り座っている椅子を移動させて

空気椅子で座っている状態になったが

ゼオラは全く動く気配がない

人影が持っている紙を取り上げてゼオラの胸を指で

触れたが全く反応はなかった

人影がクローゼットの中に隠れて暫くして

「きゃっ!?」

突然ゼオラが倒れてしまった

「な・・・何なの?」

先ほどの人影が現れたことや椅子を移動させたことに

全く気がついていない様子だった

本人も何がおきたのかさっぱり分からない状態だ

気がつくと先ほどの紙や封筒もなくなっていた。

先ほどの人影が動かなくなったとき持ち出したのだった

「何なのあの封筒は・・・・」

暫く考えたが

「まっ、深く考えるのはやめておきましょう」

これ以上考えることを止めたらしく部屋を出ようとした

しかし、部屋から出ようとして自動ドアが横にスライドした後

ゼオラは全く部屋から出ようとはしない

またしても動かなくなっているのだった

するとクローゼットに隠れていた人陰が現れて

ゼオラに近づいた

「ちょっとやりすぎたかも、反省」

人影の正体は橘幸太郎だった

実は彼女が動かなくなったのはリモコンで時間を止めたからだ

その為に彼が椅子を動かしたことにも気がつかず

いきなり彼女の部屋の机に封筒が現れたりしたのだ。

「先ほどの参加するという返事を受け取りましたので

お迎えに参りました」

あの紙は幸太郎の別荘への招待状だったのだ

YESにサインしてあったので時間を止めて

また自分の世界へ連れて行こうということだ

「それでは招待する前にまだ時間があるので・・・・」

ゼオラを部屋の置くに連れて行くと

彼女の着ている服を脱がせ始めた

全く抵抗もしないで人形のように服を脱がされて

白い下着姿になった

そこから幸太郎はブラジャーをはずして

スケッチブックに絵を描いた

描き終えた後にゼオラをゆっくり抱いて

胸に顔をうずめた

「暖かくて・・・・柔らかい」

人形のように動かないぜオラは表情を変えず

されるがままに止まっていた

抱き枕状態となっているぜオラの頬を少しだけ

キスした後に台車にマネキンのように立たせて

どこかへと入ってしまった

なお、この世界での出来事はまだ続く






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