橘幸太郎の人形遊び

シオン・エルトナム・アトラシア編

幸太郎の家の使われていない倉庫の一室ここに一人の少女が立っていた

以前幸太郎に時間を止められて彼の世界に連れてこられたシオンだった

彼女はここに隠されていたのだった

微笑んだ笑顔のまま瞬きもしないで人形のように止まって

衣装も紫色の下着姿にニーソックスだけと言う格好だった

そんなある日、幸太郎が倉庫から彼女を連れ出してドライブへと向かった

着いた場所は公園のボート乗り場だった

二人でボートをこぎながら川を渡ってデートの演出しているようだった

時間が止まっているためにオールをこいだ跡やボートが通った跡が池に出来ていた

シオンは幸太郎を見ているだけで人形のように動かずにしていたが

幸太郎本人はそれでも少し安らぐような気がした

次は写真撮影会場に向かってシオンの写真を撮ることにした

下着姿のままでポーズをつけて写真を撮って最後は少し

色っぽい写真を撮ろうと両手を頭で組ませて右足を前に出させた

モデルのようなポーズを取らせた

この後喫茶店で休憩することにした

窓際の席で寛ぎ時間が止まっていて周りの人たちが動かないことも

あってとても静かだった

「・・・・・・・・」

下着姿もあったがシオンに少し見とれてしまった

そのまま自然に口付けをしてしまった

しかし時間が止まっているシオンは全くの無反応だった

そして家へ帰宅したがその夜はとても寒くてかなり身震いをする夜だった

そこでシオンを抱き枕にして寒さを凌ぐことにした

シオンの肌の匂いと暖かさがとても心地よくそのまま眠りに付いた


翌日の朝もとても寒くて布団から出たくなかった

幸い休日と言うこともあって早起きする必要は無かった

シオンを強く抱くと口付けを数分間した後にまた眠りに付いた




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